
みなさまこんにちは。
メルボルン在住のましゅです。
何を隠そう、わたし温泉が大好きなんです。
子供の頃から、家族や友達と一緒に、銭湯や温泉地に行くのが大好きでした。
オーストラリア・メルボルンには、温泉施設があるのをご存じですか?
行きたい行きたいと思いつつ、7年ほど経過しましたが、先日やっと行くことができたんです!
正直あまり期待していなかったのですが、良い意味で期待を裏切られました!
そこで今回は「モーニントン半島の天然温泉体験記」をお届けします。
モーニントン半島へ向かう途中や、その周辺エリアのおすすめスポットもあわせてご紹介しますので、旅程を立てる際の参考にしていただければ幸いです。
モーニントン半島とは?
メルボルンから車で約1時間半、ヴィクトリア州の南東部に位置するモーニントン半島(Mornington Peninsula)は、海と自然が美しく調和した人気の観光エリアです。
ビーチリゾートとして知られるほか、温泉やワイナリー、アートギャラリー、自然公園など、多彩な楽しみ方ができるのが魅力です。

特徴・見どころとして挙げられるものは以下の通り。
- 天然温泉(ペニンシュラ・ホット・スプリングス):海を望む露天風呂でリラックス
- 美しいビーチ:サーフィンやピクニックに最適なスポットが点在
- ワイナリー巡り:地元産のピノ・ノワールやシャルドネを楽しめる
- 自然とアートの融合:スカルプチャー・パークやトレッキングルートも充実
ペニンシュラ・ホットスプリングス(Peninsula Hot Springs)
Peninsula Hot Springs 基本情報
ペニンシュラ・ホット・スプリングスは、チャールズとリチャード・デイヴィッドソン兄弟の情熱から生まれました。1992年、チャールズが日本の草津温泉で感じた「オーストラリアにも温泉文化を広めたい」という思いがきっかけだったとか。
1997年、モーニントン半島に天然温泉があることを知り、同年、未開発の土地を購入。
2002年に地下637メートルから54度の地熱温泉水を掘り当て、現在のウェルネス施設が誕生しました。
施設名 | Peninsula Hot Springs |
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住所 | 140 Springs Ln, Fingal VIC 3939 |
電話番号 | 03 5950 8777 |
ウェブサイト | 公式ウェブサイト |
営業時間 | 月曜日~木曜日:7時00分~23時00分 金曜日:7時00分~02時00分 土曜日:5時00分~02時00分 日曜日:5時00分~23時00分 |
まずは受付
広大な敷地内には、これまた広大な駐車スペースがあります。
平日だったこともあり、入り口やや近くに駐車することができましたが、すでにすごい車両の数!
休日だったらどうなるんだろうか、と疑問に思いつつ受付に進みます。
旦那が前日にチケットを購入していたので、受付でバウチャーを提示。
ペニンシュラ・ホットスプリングスでは、入場人数が制限されているため、事前のオンライン予約がおすすめです(当日予約は空き状況により、料金が10%割増となるそう)。
スパ・ドリーミング・センターやバスハウスでの各種サービスやパッケージは、すべて予約が必須です。
我が家はタオルとバスローブは持参していたので、ロッカーのみ別料金を支払いました(※2025年9月時点ので料金です。)
- バスローブ+タオル+ロッカー 25ドル
- バスローブ 15ドル
- バスタオル 6ドル
- ロッカー 10ドル
▼ロッカーの鍵はリストバンド式。これをかざしてロッカーを開閉できます。
温泉使用後は、画像の回収ボックスに鍵を入れて帰ります。
水着の着用について
ペニンシュラ・ホットスプリングスでは、控えめで動きやすい水着の着用が推奨されています。
屋外での入浴が中心となるため、日焼け対策として日焼け止めやラッシュガードの着用もおすすめ。
公式サイトには「ミネラル豊富な温泉水は、水着が変色する場合がありますので、気になる方はお気に入りの水着のご使用をお控えください」と注意書きがありました。
▼可愛い水着も販売されていますので、忘れた方も安心!
▼オリジナルロゴが入った水着もあり、黒っていうのが使いやすそうで良いなぁ~と思いました!
持ち物について
以下、持参必須アイテムたち。
- スリッパ…滑りやすくなっており、また土があるところも多いので、スリッパは必須です。
- 水筒…館内には水道が多数設置されており、自由に給水できます。
- 水着…控えめで動きやすい水着。ラッシュガードもおすすめ。
- タオル…有料で貸出可
- ローブ…有料で貸出可

敷地がかなり広いので、いちいちロッカーに戻らなくても良いように、必要なものは持って移動するのがおすすめ。バスローブ掛けも各エリアにあります!
写真撮影について
入浴中は、ご自身のグループ、家族、友人のみ撮影することが許可されています。
他のお客さんが写らないように気を付けましょう!
施設内の様子

実際の施設内をのぞいてみましょう。
男女別に更衣室があるので、着替えを済ませます。
ロッカーは各更衣室内にありますが、外の共有スペースにもいくつかあったので、そこを利用しました。
▼洞窟タイプの温泉。
▼ちょっと熱めの温泉。
隣には40℃以上の温泉もありました。一気に身体が温まります。
▼リラクゼーションドーム付近には畑が広がっています。
自然たっぷりで癒されます。
▼ハンモックは乗るのが難しかったです。
下が砂なので、スリッパが悲惨なことに!
今回訪れた際、一番の目玉の「ヒルトップ」がメンテナンス中で利用できませんでした。
温泉に浸かりながら眺める絶景は最高なんだろうな。

本当に広いので、事前に館内マップで位置を確認していたら良いかもしれません。
立ち寄り場所その1:ブライトン・ビーチ(Brighton Beach)
モーニントン半島までの途中、ブライトン・ビーチに寄ってみました。8年ぶりくらいだったかも?
朝イチだったので人がほとんどおらず、写真撮影に最適です。
▼ブライトン・ビーチから見たCBD。 まるで近未来の景色を見ているみたいで、不思議な感覚に陥りました。
▼7時半オープンのカフェでコーヒーをテイクアウェイ。
朝早くから綺麗な景色が見れて、コーヒーもゲットできて、それだけで幸せ。
立ち寄り場所その2:ワイナリー(T’Gallant Vineyard)
モーニントン半島には小規模で家族経営のワイナリーが多く、それぞれが個性あるワインと温かいおもてなしを提供しています。
テイスティングルームからのオーシャンビューや、美しいブドウ畑を望むレストラン併設型ワイナリーも多く、観光地としても人気です。
今回は、T’Gallant Vineyardを訪問しました。
T’Gallant Vineyardは、モーニントン半島を代表する家族連れにも優しい人気のダイニングスポットです。
広がるブドウ畑に囲まれたロケーションで、活気ある雰囲気の中、地元の美味しい料理と優れたワインを楽しめます。
上質なワイン、美味しい食事、そして息をのむような景色のいずれを目的としても、T’Gallantは心に残る素晴らしい体験を提供してくれます。
▼ブドウ畑をのぞむプレイグラウンド。こんな場所他にありますか!?
▼テイスティングは一人10ドルで体験できます。
▼火曜日にもかかわらず、レストランはランチを楽しむ人たちで賑わっていました。
まとめ
今回は、モーニントン半島の天然温泉体験をご紹介しました。
モーニントン半島の天然温泉では、息をのむような絶景と、とろけるような癒しの時間があなたを待っています。
自然の中で深呼吸しながら、静かに温もりを感じる贅沢体験。自分をリセットしたいときに、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?
きっと、忘れられない「極上のひととき」になること間違いなしです。

最後までお読みいただきありがとうございました。