バリ島の「モンキー・フォレスト」で猿に噛まれた!対処法は?

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みなさまこんにちは。

メルボルン在住のましゅです。

 

先日バリ島に関するYoutubeを観ていたら、モンキー・フォレストが出てきました。

2023年にバリ島子連れ旅行に行った際の悪夢がよみがえります。

長男がモンキー・フォレストで猿に噛まれたんですよね…

今となっては笑い話ですが、噛まれたときには不安で、心配で、移動中の車内でもホテルでもスマホとにらめっこでした。

こちらの記事では、バリ島のモンキー・フォレストで猿に噛まれた際の対処法をご紹介します。

猿に噛まれてしまったみなさんの不安を、少しでも払拭できれば幸いです。

 

猿に噛まれた場合、何が怖いか

猿に噛まれた際に何が怖いかって、狂犬病

発症後の有効な治療法はなく、致死率はほぼ100%です。

 

狂犬病にかかった動物に咬まれた部位から、唾液に含まれるウイルスが侵入し感染します。
通常、ヒトからヒトに感染することはありません。

2020年には、日本でも狂犬病で1名亡くなっています(フィリピンで犬に咬まれ、入国後発病、死亡。)

 

モンキー・フォレストでは、おさるさんたちは番号をふられ管理されているので、予防接種や体調の管理もされています。

噛まれてしまった直後、モンキー・フォレストのスタッフのところでちょっとした手当てを受けたのですが、その方が言うには「よく噛まれるし、うちの猿は管理されてるから大丈夫よ!」とのこと。

しかし、100%大丈夫とは言えないんじゃないか…というのがわたしの考えでした。

 

噛まれたあとはずっとずっと不安だったよ。

 

猿に噛まれたらすること

厚生労働省の「狂犬病に関するQ&Aについて」には、以下のように明記があります。

万が一、滞在中に犬等に咬まれた場合には、
(1)すぐに傷口を石けんと水でよく洗いましょう
(2)現地医療機関を受診し、傷の手当てと狂犬病のワクチン接種を受けましょう
(3)帰国時に検疫所(健康相談室)に申し出ましょう

引用元:厚生労働省の「狂犬病に関するQ&Aについて」

 

まずは、噛まれた箇所を石鹸で綺麗に洗いましょう。

そしてモンキー・フォレストのスタッフに猿に噛まれた旨を伝えます。
簡単な手当と消毒をしてくれました。

暴露後、24時間以内に現地の医療機関を受診し、狂犬病のワクチン接種を受けましょう。

モンキー・フォレストのスタッフには、「嚙まれる人多いから大丈夫♪」と特にワクチン接種については言われませんでした。

わたしは、ホテルに着いてからもずっと不安でモヤモヤしていたので、ホテルのフロントスタッフの方に相談して、最寄りの医療機関を紹介していただきました。

 

後々後悔するよりは、ちょっと心配し過ぎのほうが良いと思います。

 

実際にバリ島の医療機関を受診した流れ

ホテルのスタッフの方に、提携先の医療機関を紹介していただき、予約手配・送迎までしていただきました。

このときのスタッフの方々には感謝してもしきれません。

医療機関に到着したのは21時頃。

受付の方は簡単な英語を話すことが出来ました。
ホテルと提携があるので、海外旅行者がよく来るのかもしれません。

子供たちは爆睡。

診察を受けることが出来たのは23時頃で、2時間ほど子供を抱っこしながら待ちました。

 

寝てくれてて助かった。。。

 

バリ島の医療機関で狂犬病のワクチンを2本打ちました。

寝ていた長男、ギャン泣き。。。

ちなみに、狂犬病は英語でRabiesです。

ワクチン接種の証明に、小さな冊子を渡されました。

オーストラリア帰国後にこちらを持参することで、スムーズにワクチン接種を受けることが出来ました。

 

実際に掛かった診察料はRp2,005,666、オーストラリアドルで200ドル程でした。
意外と安く済んだなという印象。

 

帰りはGrabを呼んで、ホテルに帰着。

深夜にマックを食べたよ。

 

オーストラリア帰国後のワクチン接種の流れ

バリ島でワクチン接種をした直後、オーストラリアでの掛かりつけのGPにメールで問い合わせをしました。
内容は、「バリ島で猿に噛まれたが、そちらでワクチン接種は可能か」というもの。

すぐ返信をもらい、ワクチン接種可能とのことだったので、即GPの予約を入れました。

初めのワクチン接種後、1週間後に3本目のワクチンを接種する必要がありました。
4本目のワクチンは、3本目の2週間後。

実際の日にちで言うと、こんな感じでした。

 

・5月12日 1、2本目(噛まれた日)
・5月19日 3本目 
・6月2日 4本目 

 

バリ島で2本、オーストラリアで2本接種したよ。

 

診察料はBulk Billのため無料で、ワクチンは1本あたり114.95ドルでした。

ちなみに、オーストラリアでは狂犬病は存在しません。

しかし、オーストラリアのコウモリは、狂犬病と密接な関係がある「オーストラリアンコウモリリッサウイルス」など、リッサウイルス科の他のウイルスを保有しているんだとか!

 

まとめ

バリ島で猿に噛まれてしまった場合、現地の人に「大丈夫♪」と言われても、念のためにワクチン接種をすることをお勧めします。

バリ島旅行を計画しているとき、今までに経験したことのないようなトラブルが多く発生したんですよね。

  • 往路フライトがキャンセルになった
  • システムエラーでホテルの2重請求があった(しかも返金不可と言われる)
  • 別のホテル予約3回連続キャンセル
  • ビーサンの鼻緒が切れる など。。。

まるで、バリ島に行くなと言われているようでした。

その流れで、長男が猿に噛まれたとき、最悪のシナリオを想像してしまいました。

万が一噛まれてしまった場合、大変不安になると思いますが、今回の記事を参考に落ち着いて医療機関を受診してください。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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