オーストラリアでアレルギーっ子を育てる【検査は?どんなことするの?】

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皆様こんにちは。

メルボルン在住のましゅです。

我が家は次男がアレルギーっ子なんですが、最初の頃はどうして良いか分からず、途方に暮れていました。

今でこそアレルギーっ子との生活に慣れつつありますが、まだまだ日常生活で不便だなと思うことがたくさんあります。

ただでさえ慣れない海外での子育てなのに、「アレルギー対応?検査?ああああああああ!」とよくなっていました(笑)

今回は、アレルギー発覚の経緯や検査までの流れ、検査内容などなど書いていきたいと思います。

「うちの子アレルギーかも…?」

「オーストラリアでアレルギーの検査ってどうするんだ?」

とお思いの方たちのお役に立てば幸いです!

 

アレルギー発覚の経緯

初めてアレルギー反応が出たのは、離乳食開始時期。

少量のパン粥を与えた直後に発疹が出て、呼吸がいつもとおかしい!

すぐにEmergencyに走りました。

症状が軽かったためか、待合室で待ってるうちに、だんだん機嫌が良くなって症状も治まり「ホッ」。

 

念のためにアレルギースペシャリストへ紹介状を書いてもらいました。

そのスペシャリストはパブリックの病院だったため、2年待ちだと言われ絶望したのを覚えています。

 

本当に2年後に「やっと予約取れたで!」の通知が来ました。その頃にはすでにスペシャリストに通ってたので、公立の予約はキャンセルしました。

 

2度目はヨーグルトを少量与えたとき。

3度目は卵の白身。

どちらも発疹が出たのと呼吸が変でした。

アレルギー反応で三度Emergencyに走りました。

 

小麦、乳、卵のアレルギー発覚で絶望だったよ。

 

GPでの診療、日常生活のケアについて

掛かり付けのGPにもスペシャリストの紹介状をもらいました。

こちらはプライベートのスペシャリストだったので比較的早めに会うことができました。

それでも2~3ヶ月は待ったと思います。

次男は、生後2ヶ月の頃からずっと湿疹を繰り返していたので、ステロイド軟膏をいくつも処方してもらっていました。

 

ずっと湿疹が酷かったのもアレルギーのせいだと知り納得だったよ。

 

アレルギー検査の流れ

検査当日、プリックテストが実施されました。

カッターの歯のようなもので息子の腕にチクチク傷をつけて、アレルギーの原因物質(アレルゲン)を皮膚に少量つけ、アレルギー反応を見る検査です。

検査したアレルゲンは以下でした。

  • ピーナッツ
  • 大豆
  • 小麦
  • ごま
  • そば
  • ナッツ
  • えび

アレルギー反応があるものには、ぷっくら湿疹が現れました。

猫、卵、乳は結構数値が強く出て、大豆も少し反応がありました。

アレルギーのアクションプランを書いてもらい、お支払いをして終了。

また1年後に検査しようとのことでした。

 

アレルギー血液検査

初めてのプリックテストから再テストをしましたが、やはり卵と乳は数値がそんなに変わらぬままでした。

他にもアレルギーがあるかもしれないから、血液検査をしてみる?ということに。

幼児の血液検査はウォークインでは対応してくれないため、事前予約が必要でした。

Melbourne Pathologyに電話をし、幼児のアレルギーのための血液検査をお願いしたい旨伝えました。

 

腕が細いため血管がなかなか浮き出ず、大変そうだなぁという印象。

 

わたしは注射が好きなので、「息子、頑張れ!」と結構平気でしたが、普通だとかわいそうだと思うのかな…

 

後日、165 のアレルゲンを対象としたテストの検査結果をいただきました。

やっぱり猫と卵の数値が高いのと、

まさかの犬、馬もアレルギー\(^_^)/

アレルギー体質で産んでしまってごめんね…と思う母でした。

 

食事について

離乳食の時期は本当に不便だと思っていました。

卵、乳、小麦、大豆アレルギーなので、「どうやって栄養を補おう」「代替品どうしよう」といつも頭を抱えていました。

  • 主食→米、芋、ライスヌードル(小麦ダメ)
  • 乳→ライスミルク(オーツも豆乳もダメ)
  • 卵→肉でカバー

小麦が食べられるようになってからはメニューの幅が広がり、だいぶ気が楽になったのを覚えています。

外食は怖いので、2歳半くらいまで毎回持参していました。

市販のコンタミネーション表示がある(「本品製造工場では○○を含む製品を生産しています」など)ものは大丈夫ということが分かったので、与え始めました。

 

トレースでも、重篤な症状が出てしまう場合があるので、注意が必要です。

 

わたしの場合、3回Emergencyに走った経験がありそれがトラウマになっていたので、かなり慎重に進めていたと思います。

最近では、レストランでも原材料にアレルギー物質が入っていなければ与えていますが、今のところ症状は出ていないのでトレースは大丈夫そう。

お菓子選びも一苦労でした。

先述した通り、小麦が食べられるようになると本当に食事の幅が広がって助かる…

主食もパンやパスタ、シリアルなど食べれるようになり、それだけでもありがたいです。

 

食べられるものが限られるからこそ栄養バランスを考えるようにしてるので、体格は良いほうです◎

 

検査に掛かった費用

プライベート保険に入っていないので、実費です。

メディケアベネフィットで返金はありましたが、雀の涙程度です。

 

・最初のアセスメント+プリックテストで550ドル(メディケアベネフィットで310ドル返金)
・血液検査で300ドル(確かメディケアベネフィット対象外だったような…?)
・血液検査結果を聞きに行くので400ドル(メディケアベネフィットで75ドル返金)

…結構費用掛かってます。

プライベート保険だと100%カバーされるのかな?

次男はアレルギー以外にもスペシャリスト通いが多いので、プライベート保険本当に入ろうと思っています。

 

今後とまとめ

次回は今年の11月にスペシャリストとのアポイントメントがありますが、どのようなアセスメントになるかは分かりません。

今はアレルギー物質を完全除去していますが、乳はそろそろ段階的に試さないとな…と思いつつ動き出せていない状況です(Emergency に走るのが怖い、エピペン使わなきゃいけない場合が怖い)。

以上、オーストラリアでのアレルギー検査の流れをご紹介しました。

アレルギーっ子を持つママたち、今日もお疲れ様です。

日常生活で不安に思うことも多いかと思いますが、一緒に頑張りましょう!

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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