日数は?料金は?日本からオーストラリアへ船便で荷物を送る方法

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みなさまこんにちは。

メルボルン在住のましゅです。

 

先日、日本一時帰国の際に送っていた船便の荷物が届きました!

今回は2か月掛かりました。。。

飛行機の受託荷物として預けても良かったのですが、空港移動時の手荷物を減らしたかったので、今必要でないものは船便で送ることに決めました。

一時帰国に限らず、日本の家族から荷物を送ってもらうこともあります。

2024年3月より、手書きラベルでは送れなくなり、国際郵便マイページにてラベルを作成する必要があるのをご存じでしょうか?

オーストラリア在住の方は、日本から荷物を送ってもらう際に、実家の家族に送ってもらうことが多いと思います。

パソコン慣れしていない家族にスムーズに頼めるように、こちらの記事を参考にしてみてください!

 

オーストラリアへ荷物を送る方法

オーストラリアへ荷物を送る方法はいくつかありますが、今回は日本郵便の「国際郵便」を利用して送る方法をご紹介します。

郵便局のウェブサイトに分かりやすい図があったので載せときます。

引用元:日本郵便公式サイト

※現在、SAL便は全面的に一時停止されています。

 

日本からメルボルンへ送る場合の料金例をそれぞれ見てみましょう。

 

東京からメルボルンまで10キロの荷物を送る場合

  • EMS 23,500円 7日 
  • 国際小包(航空便)23,200円 10日
  • 国際小包(船便)7,900円 2か月前後

 

わたし的にはEMSか船便の2択かな。

 

急ぎじゃないものは船便で送ってしまうのが正解。

今まで何度か送りましたが、いつも1カ月半~2か月で届いています。

今回一時帰国中に日本から送った荷物も、2カ月弱で届きました。

 

▼今回船便で届いた荷物の追跡詳細です。

 

毎回ちゃんと届くかハラハラドキドキ。

 

送れないものもあるので注意

国際郵便では、「全世界共通で送れないもの」「あて先の国・地域によって送れないもの」ありますので、送る際には注意してくださいね。

まずは、全世界共通の禁制品はこちら。

引用元:日本郵便公式サイト

 

日焼け止めなんか普通に送ってしまいそうですけどね。。。

オーストラリア在住の方は特に!

オーストラリアでは、固有の動植物の保護や環境維持のために、厳しい検疫措置が取られています。

オーストラリアへ荷物を送る際の禁制品に関しては、こちらで確認することが出来ます。
入国の際に書く、「入国カード」に記載されているようなものたちですね。

食べ物に関しては、個人消費目的であれば、意外と大丈夫のようです。

持ち込み条件は各項目異なりますが、食べ物に関しては、基本的に下記の条件を満たしていればOKの場合が多いみたい。

  • 常温で6ヶ月以上保存可能であること
  • 市販品であること
  • 個人消費目的であること
  • 未開封

 

いろんな条件があるので、送っても大丈夫かご自身で確認してくださいね。

 

特に問い合わせが多いものに関しては、在日オーストラリア大使館のウェブサイトに記載がありました。

食品、植物、動物、動植物製品などの輸入条件は品目毎に規定されています。原則、缶詰およびレトルト以外の肉製品や商業的に加工されていない海産物、卵、果物、野菜、豆類などの持込は禁止されています。持込が許可されている場合でも、特定の食品(例:乳製品、魚・魚製品、蜂蜜、肉・肉製品)や動植物製品などは入国時に申告し、検疫官の指示にしたがって検査を受けてください。また、物品自体は検疫対象外であってもこん包に木箱やわら、果物や野菜が入っていたダンボール箱等が使われている場合、こん包材が検疫対象となりますので、必ず申告し検査を受けてください。

問い合わせの多いものには以下のような物品があります。

食品

  • 調理済み白米および玄米: 未開封の市販品で、常温で6ヶ月以上保存可能な製品は可。
  • 小麦粉・そば粉: 製粉してある未開封の市販品であれば可。
  • 豆類: 高度に加工してあるものは可。乾燥しているだけでは不可だが、挽いてあるものは可。
  • 乳児用粉ミルク: 10kgまで持込可。乳児同伴時のみ、左記に加えて調乳済みのミルク1瓶も持込可。
  • 離乳食: 未開封の市販品で、常温で6ヶ月以上保存可能な製品は可。乳児同伴時に限り、開封済みのものでも1個まで持込可。
  • しょうゆ、味噌、みりん、ソース: 市販のもので未開封のものは可。
  • 海藻: 焼き海苔、乾燥わかめ、昆布など乾燥のもので未開封の市販品は可。
  • 魚由来の風味調味料: 未開封の市販品は可。
  • ふりかけ: 未開封の市販品は可。
  • カップ麺、インスタント麺: ラーメン(卵が10%以上含まれている麺)はインスタント製品で、長期常温保存可能であれば可。そば・うどんは持込可で、申告不要。
  • 緑茶: 持込可。
  • 市販の菓子類: 卵が入っている焼き菓子は、十分に加熱加工されており常温保存可能な市販品であれば持込可で、申告不要。生の植物が使われている菓子(桜餅、柏餅など)は不可。
  • 梅干、漬物: 可(自家製の梅干で種が入っているものは不可)。
  • うなぎ: レトルトパックなど常温保存可能な製品で、内臓処理がされていれば可。

 

お土産(工芸品など)

  • 木・竹製品(例箸、漆器、枡、扇子、けん玉など): 新品またはきれいな状態で、生きた虫や虫食いの痕跡などが見つからなければ可。
  • わら製品(例わら草履、麦わら帽子、正月のお飾り等): 薬品で処理(防虫処理や漂白等)されていることが入国時の目視検査で確認できればそのまま持込可。事前に薬品処理されていないと見なされた場合は、入国後に1. 熱処理、2. 薬品を用いたくん蒸処理、3. ガンマ線照射のいずれかを適用するか、返送または廃棄処分となる。
  • 和太鼓: 革が商業的になめし加工されていることが確認でき、木枠部分に生きた虫や虫食いの痕跡などが見つからなければ可。
  • 鉄器: 可(検疫対象外のため申告の必要なし)。
  • 布製品(例ちりめん細工、着物、帯など): 可(検疫対象外のため申告の必要なし)
  • 陶磁器: 可(検疫対象外のため申告の必要なし)。

 

その他

  • ペットフード: サケ科以外の魚(頭及び内臓が除去されているものに限る)を原材料とするレトルト・缶詰製品は可。サケ科の魚、頭と内臓が除去されていない魚(煮干など小魚の加工品を含む)、反芻動物(牛、羊など)以外の肉、プランクトンなどを原材料に含む製品は事前に輸入許可の申請・取得が必要。反芻動物の肉および肉骨粉などを原材料に含むものは持込禁止。
  • 使用済みのスポーツ用品、キャンプ用品(例テント、ハイキングブーツ、ゴルフ用品、つり道具、自転車)、アウトドア用の衣類など): 土や動物の糞、植物などが付着していなければ持込可。
  • 羽毛製品(例ダウンジャケット、羽毛布団など): 羽毛に鳥の生体組織が残っていないこと、土や糞などが付着していないことが確認できれば持込可。製品の原産国が高病原性鳥インフルエンザ発生国の場合は、検疫検査が強化される可能性あり。

引用元:在日オーストラリア大使館ウェブサイト

 

 

送る箱とサイズに関して

在日オーストラリア大使館のウェブサイトには、「ワラや竹、籐などといった、植物由来のこん包材をパッキングに使わない」「卵、果物、野菜、肉製品などの包装に使われた木製の箱やダンボール箱は使用しない」旨書いてあります。

母に初めて荷物を送ってもらった際に、食べ物の絵が描かれた段ボールで送ろうと持ち込んだところ、郵便局の方に止められたことがありました(何の空き箱だったのかは不明…)。

使用する段ボールは、郵便局のものか、ホームセンターなどで購入したほうが安心です。

 

お次はサイズです。

重さはもちろん、箱の大きさにも制限がありますので注意してください。

小包 航空便 20kgまで

長さ1.05m 長さと横周の合計2m

SAL 20kgまで

長さ1.05m 長さと横周の合計2m

船便 20kgまで

長さ1.05m 長さと横周の合計2m

EMS 20kgまで

長さ1.05m 長さと横周の合計3m

一度、船便で送ろうと楽天で買い物しまくって実家に送ったのですが、箱が大き過ぎたため返送されてしまったことがありました(笑)

地元はド田舎の為、国際郵便を利用する人がほぼいません。

そのため、郵便局の方がサイズを誤解していたらしく、サイズオーバーで神奈川県川崎市にある国際交換局から返送されてしまいました。

船便で送る場合の最大の大きさは「長さと横周の合計2m」ですが、母が送ろうとしたものは2m50cmほどあったみたい。

EMSであれば「長さと横周の合計3m」なので大丈夫なのですが、船便の場合サイズオーバーだったのです。

 

船便でたくさん送りたい!と思うかもしれませんが、箱のサイズにも注意してくださいね。

 

送り状の作成方法

2024年3月より、手書きラベルでは送れなくなり、国際郵便マイページにてラベルを作成する必要があります。

流れとしては、

  1. 国際郵便マイページにログイン
  2. 送り状作成
  3. PDFを印刷
  4. 送り状と荷物を持って郵便局へ

 

わたしは、いつも自分で送り状を作成して、父にメールでPDFを送信。

そして実家で送り状を印刷後、郵便局に行ってもらってます。

 

では、実際に送り状作成画面を見てみましょう。

 

① 依頼主の入力または選択

 

② お届け先の入力または選択

 

③ 発送方法の選択

 

④ 内容品の入力

送るものすべてこちらに入力していきます。

内容品総額は自動で計算されます。

危険物についての確認項目にもチェックを入れましょう。

 

⑤ 発送予定日と関連情報の入力

 

次へを押すと、最終確認画面になりますので、内容に誤りが無ければ送り状を登録します。

PDFを印刷して郵便局に持っていきましょう。

一度パソコンの調子が悪く、PDF出力が出来なかったことがあるのですが、郵便局で追跡番号を伝えるとその場で印刷してくれました。

 

わたしは、いつもPDFをメールに添付して父に送っています。

 

郵便局にて発送手続きが完了すると、追跡番号が記載された控えを渡されますので、荷物が無事に届くまで手元に保管しておきましょう。

 

まとめ

一連の流れとしては、以下の通りです。

  1. 送れるものか確認
  2. 荷物のサイズを確認
  3. 梱包
  4. 送り状を作成
  5. 郵便局にGO

 

実家の家族から送ってもらう場合、できるだけ手間を掛けさせたくないですよね。

こちらの記事が、スムーズな発送手続きの手助けになれば嬉しいです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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