【オーストラリアで斜頭症治療 】費用は?どんなことするの?

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みなさまこんにちは。

メルボルン在住のましゅです。

今回は、次男の斜頭症で悩んでいたときのお話です。

次男は生まれたときからちょこちょこ問題あって、精神的に参っている時期がありました(T_T)

今でこそ落ち着いてきましたが、ひどく心配してGoogle先生にお世話になる日々でした。

オーストラリアで斜頭症の治療について調べてみてもなかなか出てこず、「このまま頭の形が歪んだままなんじゃないか?」と不安でたまらない。

「自分のせいなんじゃないか。」と自分を責める毎日。

斜頭症のほとんどは、特別な治療は必要なく成長とともに良くなっていくと言われています。

そう言われても、不安になっちゃいますよね。
わたしもそうでした。

こちらの記事が、オーストラリアでお子さんを出産して、斜頭症と診断された方のお役に立てれば幸いです。

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斜頭症とは

斜頭症とは、頭のどちらかが平らになり、頭のてっぺんからみると左右非対称に見えることを言います。

赤ちゃんが胎盤にいるときの姿勢や出産時の状況、または産後の赤ちゃんの向き癖などにより、頭の形にゆがみが生じてしまうと考えられています。

ほとんどの斜頭症は、赤ちゃんの成長に伴い自然と改善されると言われていますが、ゆがみが改善しない場合、特別な治療が必要となってきます。

タミータイム(うつぶせ運動)や、寝るときの顔の向きを意識的に変えてあげることが改善の手助けとなります。

英語ではPlagiocephaly と言い、Misshapen headや Flat headとして知られています。

我が子の場合、頭の形がいびつだったこと、そして頭のてっぺんから見たときに、耳の位置が明らかに前後にずれていたことが気がかりでした。

形がいびつです。

 

Physiotherapist(理学療法士)を紹介されるまでの流れ

生後6週目の検診の時に、頭の形が気になることをGPとMCHに相談しました。

一目見てわかるほど頭が歪んでいたのと耳の位置が左右非対称だったので、すぐにRoyal Children’s Hospitalに紹介状を書いていただきました。

公立ということもあり、通常は半年ほど待つと言われました…

実際、Royal Children’s Hospitalから「生後6ヵ月以降からカウンセリングが可能」という内容の手紙が来ました。

パッと見て形が変だと分かるレベルでしたので、「半年不安な気持ちのまま待つのはどうなんだ!?」と思い、近所のPhysiotherapist(理学療法士)にも紹介状を書いていただきました。

そちらも多少のWaiting期間はありましたが、生後2か月のときに初めて診てもらうことができました。

 

Physiotherapist(理学療法士)とのセッション内容

セッションは全4回で、月に一度アポイントメントがありました。

料金はこんな感じでした。

1回目 $126-メディケア補助$55.10=$70.9
2回目 $90-メディケア補助$55.10=$34.9
3回目 $110-メディケア補助$56=$54
4回目 $110-メディケア補助$56=$54
合計 $213.80 
セッション内容は、
  • 頭のサイズを専用の器具で計り、出た数値からどのレベルの斜頭症なのか診断する
  • 首の筋肉のかたさをチェック
  • 自宅で出来るエクササイズやマッサージ方法を教わる

というとてもシンプル(?)なものでした。

↓自宅でするように指示されたマッサージ

結構強引でビビりました。笑

片側の首の筋肉が固かったらしく、自宅でマッサージをするように言われました。

以下は、自宅で一日数回実践するように指示されたことです。

  • タミータイムの時間を増やす
  • 寝ているときは向き癖と逆の方向を向かせる
  • 身体や頭にタオルやクッションを置いて、向き癖と逆の方向を意識的に向かせる(窒息に注意)
  • 起きているときは、音の出るおもちゃなどを使って頭を左右に動かす運動を促す

出来る範囲で、ゆるく実践しました。

生後5ヶ月のときに4回のセッションを終え、僅かですが数値が改善し、頭の形も少しずつ整ってきているように見えました。

余談ですが、4回のセッションで改善が見られない場合、別のプライベートの病院に紹介状を書いて、そこでヘルメットを使って治療をするかもしれないと言われていました。

矯正用のヘルメットを作成するのに通常数千ドル掛かると言われ、心配でブルブル震えていました…。

結果的に、ヘルメットでの治療は免れることができ安心したのを覚えています。

 

ついにRoyal Children’s Hospitalでのアポイントメント

Waiting状態だったRoyal Children’s Hospitalでの診察日を迎えたのは、生後8ヶ月過ぎのときでした。

グランドフロアのレセプション(?)でチェックインを済ませ、どのエリアに行くか指示されます。
とても広くて迷わないか心配でしたが、無事にたどりつくことが出来ました。

待合室はとても広々としていて、おしゃれ。

中庭があり、待っているときも子供を遊ばせられそうな空間がありました。

自分の番になったらスマホにSMSが送られてきて、指示された診察室に行くシステムでした(画期的)。

診察時間、3分www

見ただけで、「うん、もう大丈夫だね。」と言われました。
数値を測ることもせず、触診もされず、詳しく見られることもなかったです。

オーストラリアらしいよね。

Royal Children’s Hospitalでは診察代は掛かりませんでした。

が、駐車場代が20ドル近く掛かりました笑。

そして、駐車場のスペースを見つけるのにだいぶ時間をとられましたので、Royal Children’s Hospital内の駐車場を利用する場合は要注意です。

時間に余裕をもって訪問されることをお勧めします。

 

その後とまとめ

次男が1歳頃になると耳の位置も左右対称になり、髪の毛が生えてきたこともあり頭の形はほとんど気にならなくなりました。

不安に思っていた日々が遠い昔のように感じられます…。

現在生後間もないお子さんを育児中で、斜頭症と診断されたお母さんもいらっしゃるかと思います。

ほとんどの場合は、うつぶせや寝返りが出来るようになり、運動量が増えると自然と改善されると言われています。

今は不安な気持ちを抱えているかもしれませんが、きっと良くなると信じて赤ちゃんの成長を見守りましょう。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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